仏壇の補修をお考えの方へ!補修方法についてご紹介!2021.07.30
仏壇の修理を検討している方で、何をすればいいのか分からない方はいらっしゃいませんか。
今回は仏壇をどのように補修するのかについて解説します。
仏壇を補修したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□仏壇の修理とは
一般的に、修理とは、破損した部分を元通りにすることを指しますよね。
破損した部分を直すことももちろん修理の範囲です。
しかし、それに加えて仏壇の補修では、クリーニングなど、きれいにお掃除する意味合いも含んでいます。
そのため、何も損傷している部分がないから修理に出さなくて良いというわけではありません。
汚れていてもぜひ修理に出しましょう。
ご先祖代々受け継がれてきた仏壇なら年月とともに劣化している部分があります。
そのため、これからもきれいに仏壇を受け継いでいくために定期的な補修が必要になります。
例え木地や塗面が激しく傷んでいたとしても手を施し、きれいな状態に復元できるのでご安心ください。
□仏壇修理の方法とは
仏壇修理には以下の3つの種類があります。
1つ目は部分修理です。
最も簡単で、コストも一番安く済みます。
壊れてしまった部品だけを直すため、洗浄は基本的には行いません。
一部のみを直したい場合はこの方法を利用すると余分なコストがかからなくて済みます。
2つ目は部分修復です。
部分修理に比べると細部まで修理を行うのが特徴です。
扉の錆を落として開けやすくするなどの機能面の修復をします。
さらに、見た目も同じ素材を使用して、購入時の美しさに戻すことが可能です。
金箔が剥がれたり、新品の時より色があせたり、くすんだりしているなと感じる方は部分修復を行うと良いでしょう。
3つ目は完全修復です。
完全修復とは、仏壇を一度ばらばらにし、一つ一つの部品からチェックを行って補修する方法です。
仏壇を全て部品ごとに分解してから、チェック、洗浄、修復を行う大規模な作業です。
一から作るのと同じ工程で仏壇を補修していきます。
そのため、細部まで新品同様の輝きを取り戻します。
金具が錆びている仏壇であっても、完全修復であれば錆をとることができます。
経年によりせっかくの金仏壇がくすんでしまっているなと感じている方はぜひ完全修復を行いましょう。
注意したいのは期間です。
大規模な作業であるので、長い期間を要します。
仏壇の種類によって変わりますが、金仏壇の場合は2~4か月ほどかかります。
□まとめ
仏壇の補修の仕方をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
ご先祖代々受け継いだ物を自身の代で一度美しい状態に戻して、次の代に気持ちよく受け継ぎましょう。
仏壇の補修について何か疑問があればぜひお気軽にご相談ください。
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