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賃貸の引越しを検討している方必見!火災保険を適用してリペアできる条件を解説します!2021.01.14

「部屋の傷を修理したいが、適用される保険はないだろうか。」

賃貸の引越しを検討している方の中で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

傷がついた原因が故意でなければ、火災保険が適用されるかもしれません。

 

この記事では、火災保険の適用条件について詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてください。

 

□火災保険の適用範囲は?

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、火災保険は「火災」以外にも保険の対象があります。

補償の対象は加入している保険商品によって異なりますが、「風災」「水災」「盗難」「破損」などが火災保険の補償範囲に含まれます。

よって部屋の破損修理の場合でも、保険が適用されるというわけです。

 

しかし全ての破損に対して、補償されるわけではありません。

火災保険が適用される一つの基準は、「故意」ではなく「事故」による損害であるかどうかです。

例えば、手を滑らせて食器を落としてしまい、フローリングに傷がついたケースや引越しの荷物運びで壁が破損してしまったケースなどは補償の対象となります。

一方で、怒りにまかせて壁を殴ってしまった際に空いた穴や壁に書いた落書きの修繕には保険が適用されません。

 

うっかりついてしまった傷の修復のみ、補償が受けられることを覚えておきましょう。

 

□ペットによる損害は火災保険で補償される?

前の章で、事故による損害は補償を受けられる可能性が高いことを紹介しました。

それでは、飼っているペットが自分の家や物を傷つけた場合、または他人に損害を与えてしまった場合、保険は適用されるのでしょうか。

 

*ペットが室内に傷つけた場合

ペットが壁やフローリングにつけたひっかき傷は、補償の対象外になる可能性が高いです。

補償で受けられるのは偶発的な事故による損害であり、ペットを室内で飼う以上、ひっかき傷は想定される損害であるからです。

しかし、室内の損害が全て補償対象外というわけではありません。

例えば、雷の大きな音に驚いた犬が物を落として傷がついた場合は、補償の対象となるでしょう。

 

*ペットが他人に損害を与えた場合

散歩中に犬が通行人にかみついてケガを負わせてしまった場合や犬が近距離で吠えたため、驚いた人が転倒してしまった場合、飼い主には損害賠償責任が発生します。

こういったケースでは、火災保険の特約として契約できる個人賠償責任保険の補償の対象となる可能性が高いです。

 

また個人賠償責任保険はペットによる他者への損害だけでなく、交通事故でケガを負わせてしまった場合など日常生活のトラブルに対応しています。

保険を組む際は、対象範囲を必ず確認しましょう。

 

□まとめ

今回は、事故による損害であれば火災保険が適用されることを紹介しました。

当社では、火災保険に関するご相談を随時承っております。

もし壁や床のリペアをお考えの方がいらっしゃれば、一度当社へご相談ください。