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カウンターの出窓に結露が出る問題点や対策についてご紹介します!2021.12.18

「カウンターの出窓に結露が溜まって困っている」

一見見た目が悪いだけの結露も、実はカビやダニといった深刻な問題を包括しています。

そこで今回は出窓に結露がでる問題点や結露対策について紹介します。

ぜひ参考にしてください。

サッシ 結露

 

□出窓に結露がでる問題点について

冬になり外の気温が下がってくると出窓が結露し、気づいたら水浸しになっていたということがあります。

出窓は通常の窓と比べて結露が発生しやすいところですので、昨日はなかったのに突然今日発生してしまう可能性も十分にあり得ます。

では、そもそもなぜ結露が発生してしまうのでしょうか。

 

結露は空気に含まれる水分が液体化し起こる現象です。

私たちが普段生活する空気にはたくさんの水蒸気が含まれており、室温と密接に関係しながら水蒸気と液体の間を行き来しています。

 

また空気が含んでいられる水蒸気には限界があり、温度が高いとこの量が多く、低いと量が少なくなります。

そのため、水蒸気をたくさん含んだ空気が一気に冷やされると、水蒸気は液体化します。

そして実は結露を放置すると窓枠や壁紙に水分が浸透し、ダニやカビの発生に繋がります。

 

さらにダニやカビが起こるくらいの結露をそのままにすれば被害が窓ガラスだけでなく、窓枠内部にまで発生します。

窓ガラスで発生する結露は表面結露と言われ、拭き取ることで対応可能です。

しかし窓枠内部で発生する内部結露は、乾かすまでに手間や時間がかかります。

そして内部結露は長年放置すると柱や土台といった部分が腐る原因にもなります。

 

□結露対策について

では結露が起こった際はどうしたら良いのでしょうか。

以下で対策について2つ紹介します。

 

1つ目は、換気です。

部屋の中に溜まってしまう水蒸気はこまめに換気をし、追い出すことが有効的です。

換気方法には窓を開けるのはもちろんですが、換気扇を使うのも1つの手でしょう。

 

また換気をするときは押し入れやクローゼットを開けておくことが大切です。

収納部分はモノを置いているため空気の流れが悪く、部屋より気温が低いため結露が発生しやすいです。

 

2つ目は、冷暖房の気温調整です。

部屋の気温差によって出窓に結露がたくさん起こります。

そのため、暖房の温度を上げて気温を極端に高くするのは控えてください。

そうは言っても寒さを我慢するのは体にも悪いので、少し暖かいなと感じたら温度を下げるようにすると良いでしょう。

 

□まとめ

出窓に結露がでる問題点や結露対策について解説しました。

結露の解決方法としては他にも窓のリフォームで解決する方法もあります。

もし結露でお困りであれば、お気軽に当社までご相談ください。