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壁の穴の補修を検討中の方へ!火災保険は適用されるのかについて解説します!2021.09.02

壁の穴の補修を検討中の方はいらっしゃいませんか。
その場合、壁の穴の修理は火災保険が適用されるのかどうかは把握しておきたい要素の1つであると思います。
そこで今回は、壁の穴の補修を検討中の方に向けて、火災保険は適用されるのかについて解説します。

□壁の穴は火災保険が適用されるの?

 
結論から言うと、壁の穴を補償してくれる場合があります。
このことは、あまり知られていません。
 
火災保険は火災の被害のみに適用されるとイメージされている方は多くいます。
しかし、火災保険は火災以外の自然災害による被害やその他の事故に対しても補償してくれる保険です。
例としては、以下のような被害が当てはまります。
 
・台風や大雨による風水害
・大雪による雪害
・雹災(ひょうさい)
・不慮の事故による破損
 
本記事で紹介している壁の穴については、破損に該当します。
そのため、壁の穴は補償内容によっては火災保険が適用される場合があります。
 
しかし、注意点があります。
それは、事故ではなく故意に開けてしまった場合は対象外になることです。
つまり、火災保険の補償内容は事故の場合に限ります。
 
また、火災保険には建物と家財が適用の対象です。
入居時に両方もしくは片方を選んでいますが、賃貸の場合は建物は大家さんが所有者になるため、家財のみに加入している場合が多いです。
さらに、壁は火災保険の補償内容のうち建物に該当します。
そのため、大家さんが加入している火災保険を用いて修理をするか借家人賠償責任補償がついている保険に加入しているかどうかをチェックして、修理をする場合は大家さんに相談しましょう。
 
ちなみに、借家人賠償責任補償とは、大家さんのために加入する保険というイメージです。
原状回復するためのお金を補償し、家財保険の特約といった形で契約する場合が多いです。
 

□火災保険会社に申請する方法とは

 
ここまで、壁の穴は火災保険が適用されるのかについて解説しましたが、ここまで読まれた方は、火災保険会社に申請する方法が気になるかと思います。
そこでここでは、火災保険会社に申請する方法を紹介します。
 
申請する際には、以下の流れに沿って行いましょう。
 
・加入している保険会社へ連絡する
・必要な書類を用意してもらう
・必要な書類や損害箇所の写真を準備して提出する
・決定した保険金を受け取る
・保険金で壁の修理をする
 
特に、必要な書類や損害箇所の写真を準備して提出する際には、状況次第で災害による被害の程度について証明する書類である罹災(りさい)証明書が必要になる場合があります。
その場合は、市区町村の担当部署へ申請しましょう。
 

□まとめ

 
今回は、壁の穴の補修を検討中の方に向けて、火災保険は適用されるのかについて解説しました。
壁の穴の補修は故意でなければ火災保険が適用されるので、事故であれば活用しましょう。
また、当社は壁の穴の補修はもちろん、へこみにも対応しているので、補修にお困りの方はぜひ当社までお問い合わせください。